結婚のコストパフォーマンス:結婚のコストは1日13000円程度?




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最近少子化を懸念するニュースが毎日のように流れています。

わたくしこと絶対仕事辞めるマンはその特級戦犯の一人(45歳結婚歴なし)。まさに針のムシロの思いでありますが、本記事では結婚のコストパフォーマンス、特にコストついて考えたいと思います。最近は結婚をコスパで考える人が増えている…とよく聞く話ですが、大抵は「愛情を金銭換算で考える人でなしのような捉え方をされていますね。

しかし逆に、コスパを考えずに一生の決断をする人間などいるのか?と思ってしまうのが正直なところです。

そういうわけで、コスパ原理主義者の私が、少子化の事や、結婚の「コスト」と「パフォーマンス」について試算してみました。

【政策提言】今の少子化対策はほとんど意味なし?

まず背景ですが、政府も相当の危機感を覚えているようで様々な少子化対策を打ち出しています。

【金銭的支援】

  • 学校教育費の無償化
  • 出産等費用の助成
  • 医療費や扶養関係の税控除
  • 女性が復帰しやすい職場環境整備 etc.

【子育て支援】

  • 男性育休の推進
  • 保育所等の整備 etc.

他にも色々とあると思いますが、これかなり的外れだと思います。多分。

もちろん全く効果がないわけではありませんが、少子化を食い止めるという目的に対しては効果が薄いのではと。なぜならば。。。

合計結婚出生率=1.9 ←問題なし

これは結婚した人が産む子供の平均値です。2を僅かに下回っているため人口は減っていくわけですが、大騒ぎするほどの致命的な数値ではなさそうです。1世代あたり5%程度の人口減ですからね。つまり結婚さえしたらそれなりに子供は増えるってことです。

合計特殊出生率=1.4 ←ヤバすぎ

これに対して全体の出生率は1.4程度。今年の出生数は86万人。この数値こそがやばい!!

つまり、どう考えても私を含む未婚人間が戦犯なわけです。子育てしやすくする、女性の職場復帰、これらは全部産んだ後の話であり、即効性を求める場合、歩留まり改善のターゲットはボトルネックである婚姻率の改善にシフトすべきだと考えています。

じゃあなんでみんな結婚しないの?ということなんですが・・大きな原因は結婚というものをコスパで考えるようになったせいではないかと。

よく言いますよね、結婚したら何千万円も金がかかる・・・そんなの無理だと・・・。

実際問題、具体的にどのくらいコストがかかるのかは重要な要素です。

というわけで金銭面だけではなく精神的負担も考慮してざっくりと試算してみました。

子育てコスト(金銭面)

ではさっそくコストの方から計算していきたいと思います。まずは純然たる金銭支出から。

今の合計結婚出生率が1.9程度ということで、標準家庭として夫・妻・子供2人の家庭を対象にしたいと思います。

とはいえ筆者には嫁も子供もいないため、実際の出費から積算することができません。オムツの値段とか知らんし・・・

そこで下記のサイトを引用して子供のコストとしました。図表も引用させていただいています。

子育て費用は総額でどれくらいかかるのか | mattoco Life

これによれば

【子供1人当たり】

教育費&養育費

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  • 赤色の部分=学費。全て公立で大学に行った場合は1043万円。全て私立で理系に進んだ場合2578万円
  • 青色の部分=基礎的養育費。含まれるものは「出産等費用」「食費」「被服費」「医療費等」「子供の私的所有物」で、どの子も一律1640万円

子供が私立に行くか公立に行くかわからないので、本記事では平均を取って学費を1810万円とします。

つまり、基礎的養育費と合わせれば1人3450万円です。

でも子供が2人居たらその2倍の6900万円になるかと言えば、それは違いますよね。食事は一度に作れば安くなるし、おさがりの服を着ることだってあるでしょう。ベビーカーだって使いまわしです。ですのでスケールメリットによりざっくりと第2子にかかる基礎的養育費は7割とします(本当にざっくり・・・)。

よって!

第1子 + 第2子 = 6408万円

がコストとなります。しかしですね、これは「学費」と「基礎的養育費」なんです。

  • 家族旅行等の贅沢費用
  • 22歳を過ぎてからもかかるコスト

を含みません。子供に車を買ってやったり、ニート化したらなんやかんやで小遣いも渡すことでしょう。なのでさらにざっくり600万円程を追加し、キリよく7000万としました。大体こんなもんですよね?

結論:2児にかかる金銭的コストは7000万円

嫁コスト(金銭面)

次は嫁にかかる費用です。今回は専業主婦として考えようと思いますが、意外と参考になるデータがないんですね。

そこで交通死亡事故賠償金の生活費控除率というものを応用することにしました。

これは、不幸にも交通事故で死亡させたの賠償金を試算するにあたり、「死んでしまったら以降の生活費はかからんでしょ?」という視点で賠償金から控除する目安です。

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なぜ男女で差があるのかはよくわかりませんが、お上が決めた事ですので素直に従いましょう。

嫁というのは普通は女性なので、不幸にして交通事故で無くなったら生活費の30%が消滅すると定められています。つまり給料の30%は嫁が消費しているとみなせるわけで、手取り年収500万円の人なら年間160万円くらいと見積もります。

これを子育て期間の22年間+子供ができるまでの期間を3年、合計25年間消費すると・・

結論:嫁にかかる金銭的コストは4000万円 

(共働きなら嫁の賃金を差し引きましょう)

嫁・子供にかかる金銭的コスト

さて、直接お金に関することはそれなりに簡単に試算できたのですが、問題は非金銭的コストです。何度も言いますが筆者には結婚の経験がありません・・・ので割と想像で書いている面があるのはご容赦いただきたいのですが。

結婚による非金銭的コストとは、例えば嫁や子供との対人ストレスとかの精神的苦痛です。

挙げられるのは多分こんなものでしょう。

  1. 嫁の小言のストレス
  2. 嫁とケンカをしたストレス
  3. 子供の問題行動への対応
  4. 思春期あたりの子供の自分に対する暴言(&暴力?)
  5. 家庭運営にかかる時間的ロス

そしてこれを「コストパフォーマンス」に落とし込むためには、どうにかして経済損失額に換算しなければなりません。

そこで1~4については慰謝料的な考え方を取りたいと思います。すなわち、様々な被害は受けるのだがそれを緩和するための慰謝料を請求するならどの程度になるか?というものです。

もはやこれはケースバイケース、程度問題で正解などありません・・が、可能な限り標準的な状況を思い浮かべて積算しようと思います。

1. 嫁の小言の被害額試算

どのくらいイヤミったらしくて憎たらしい嫁なのかで大きく左右されるものの・・・通常レベルだと筆者はこう言いたいです。「うるさいなあ・・・300円やるから1日黙ってろ」と。でも1000円取られるくらいなら我慢しますw まあ小言程度ですから・・

そしてイヤミを言う割合は週に1回程度と想定。

 結論:嫁の小言で受ける精神的苦痛のコスト 週300円 = 25年間で40万円に換算

2. 嫁とのケンカの被害額試算

日々の小言とは別に、滅茶苦茶大ゲンカすることもあるんだと思います。これ相当凹みますよね・・・。離婚に発展するレベルのケンカをした時、時間を巻き戻したい気持ちになると思います。

そこで神様が現れて「嫁と自分ともにそのケンカの記憶が一瞬で消滅して時間が巻き戻る権」を売りに来たらいくらで買うだろう?100万円でも出す人いるかも?

普通のケンカレベルなら5万円くらいでしょうか。嫁の機嫌を直すためにはおそらくそれなりに高価なプレゼント、そして臥薪嘗胆平身低頭の態度を継続的に取らねばならない・・・その労力を外注できるなら5万円は出すよな。普通のケンカはざっくり慰謝料単価を5万円にします。離婚レベルのケンカはマジで人生の危機なので100万円にします!

普通ケンカ ⇒ 年に1度発生 5万円分の苦痛

離婚レベルの大ゲンカ ⇒ 一生に1度発生 100万円分の苦痛

結論:嫁とのケンカコスト 25年間で225万円に換算

3. 子供の人格に由来する問題行動の被害額試算

これも色々ありますね。友達を殴ったり家の物を壊しまくったり、逆に引きこもって手が付けられない、コミュニケーションが取れない・・・など。しかも言うことを全く聞かない。もう性格によるものだから治る気配もない。これは困った。どうにかしたい。

ここでまたいきなり神様が現れます。「金を払えば、子供の性格の問題のある部分を修正してあげましょう。ついでに問題行動で周りに与えた被害も全て補償しましょう」と言ってくる。

この取引ならいくら払うだろうか?

僕は300万円くらいの価値はあると思います。親として、このくらいまでなら絶対に出してあげたいところ。子供の人生も良きものになりますし。この最も難しい教育を300万円で神様に外注できるなら賢い選択でしょう。100万、200万なら即買いです。でも1000万となると・・さすがに生活もあるから出せません…。自分で教育を試みます。

というわけでめちゃくちゃ適当ですが1人300万円。子供が2人いるから600万円ですね。これで一生悩まなくていいならお得な取引です。

結論:子供の問題行動による精神的苦痛のコスト 2人で600万円に換算

4. 思春期の親に対する暴言暴力の被害額試算

わたし的に一番キツいのがこれです。上記の「ガキの問題行動」ではなくて、中2病患者の親への攻撃1式ですね。手塩にかけて育てた我が子が滅茶苦茶親を攻撃するんですよ?この点だけは本当に既婚者がどうやって精神安定を保っているのかわかりません…頭が下がります。

もちろんこっちだってわかっていますよ、中2ってそういう時期だってことが。親世代も昔はやったでしょうし、まあお互いさまであります。

ですが!それでも、私は絶対に思春期の子とまともに付き合える気がしません。だって、とんでもない暴言を吐いたり、時には殴ってきたり拳で壁に穴開けたりするんですよ?「おじさん、臭いしキモいから家から出て行ってよ」ですよ?

そこで脳内神様でシミュレーションです。

「お前の子供の中2病を完治してやろう。」

「若しくは面倒が発生した時は、私が全部相手してやろう」

これ、私なら500万くらいなら絶対に出します。ローンくんででも払います。我が子とはいえ、何があろうと絶対に中2病と接したくありません・・絶対にこの金を払ってヘッジします。

でも私はこの点において普通の人より相当心が狭いので、実際に500万払う人は少数派でしょうね。ということで200万円に値下げしますw 200万円で数年間平和に暮らせるなら安いですよね?

結論:子供の思春期暴言暴力行動による精神的苦痛のコスト 2人で400万円に換算

5. 家庭運営にかかる時間的ロスの被害額試算

これは大変難しい見積もりです。家族といると時間の浪費は激しくなると思いますが、このロスは同時に「家族と過ごした時間・思い出」という”利益”の側面もあるからです。

たとえば、絶対に行きたくない激込みネズミーランドで家族サービスするのは時間の無駄である一方、のちのちは貴重な家族との思い出にもなる可能性が高いですよね。

この思い出はもしかしたら、数十万とか数百万の値付けが可能かもしれません。だとすれば、激込みディ●ズニーで過ごす時間はロスではなく良い投資とも言えます。

ただ、一つだけ、家族が存在することによって生じる明らかに無駄な時間があります。

  • 家族用の家を郊外に買ったことで発生する通勤時間の延長部分

これは絶対に”利益”を産むことのない無駄な時間です。通勤電車は最悪です。

職場が都会にある人前提の話ではありますが、独身者なら近くに部屋を借りれば済みます。でもファミリー用となれば現実的には郊外に家を構えることが多いでしょう。

では、この無駄な通勤時間はどのくらいのロスを産んでいるのか。人によって大きく違うし毎度無理やり考えるしかありませんが、片道30分伸びると想定します。1日1時間。

しかしこの1時間に単純に給与時間単価を掛け算するのはふさわしくありません。だって、通勤時間が短くなったところでカネを稼ぐ時間にはならないのですから。どうせ家にいるだけですよね?

そのためここでは「駅から駅まで30分の距離をワープする権(記憶と時間も30分消える)」と見積もるのが正解に近いと思います。

これならいいところ1回数百円かな?私なら200円くらいは払いますが、ワープ1回500円も取られるなら30分電車に乗りますね。

というわけでまたしても私見モリモリの見積もりですが、ロスは1日400円換算(往復)。年間労働日を250日とすると

結論:家庭運営にかかる時間的ロスのコスト 250万円

結婚のコストの合計

試算に時間がかかりましたが、出そろいました。

とりあえずざっくりざっくりとした結婚25年間のトータルコストのまとめは以下。

【嫁、子供2人の家庭の場合】

合計:25年間で1億2515万円 (注 お父さん自身の生活費は含まず)

【内訳】

– 子供養育・学費 7000万円(2人分)

– 嫁の消費 4000万円

– 嫁の小言の苦痛 40万円

– 嫁とのケンカの苦痛 225万円

– 子供の問題行動 600万円(2人分)

– 思春期の暴言等 400万円(2人分)

– 時間損失 250万円

これやばくないですか。

1億2515万円の集中投資って、東京三菱20万株も持てるんですよ!!(←全くピンとこない)

分かりやすく円グラフにするとこんな感じになります。

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直接消費がやっぱり大きいですね。精神的苦痛は誤差のようなもの?

上記は25年間のコストなので、

結論

1年あたり 約500万円

1カ月あたり 約42万円

1日あたり 約13,700円

結婚のトータルコスト=家族愛の値段 と見積もりました。

なお、公的な補助金や扶養控除、扶養手当などは考慮されていませんので適宜相殺してください。独身の筆者は1ミリも知らないので割愛します!!

結婚で得られる利益(パフォーマンス)

お次は結婚によって得られる利益です。このほとんどは精神的な充足感によるものと思われ、算出するのがほぼ不可能ですが思いつく項目を挙げます。

【精神的利益】

  • 嫁や子供との日々の会話
  • 人生イベントでの喜び
  • 子供や嫁がかわいい
  • 子供の成長が面白い・楽しい
  • 死ぬときに看取ってもらえる(*自分が先に、かつベッドで死ぬ場合)
  • 社会的信用ゲット

しかしこれをどうやって金銭価値に換算してコストと比較すればよいのか?

  • 子供とのキャッチボールの価値は1000円?それとも50万円?
  • 「ただいま」「おかえり」は1回200円くらい?
  • 死を看取られる幸せは1000万円?それともすぐ死ぬから実質0円?

さっぱりわからないですw そもそも僕は結婚を経験していませんし・・・。この見積もりの不可能性が、コスパ派とコスパ否定派の不毛な言い争いを招いているのでしょう。

関係ないですが、もしAIなどが進んで精神的利益を正確かつ客観的に数値化できるようになれば…「結婚保険」が作れますね。 不幸にして結婚生活投資額が回収できない場合は、老後に差額が保険で降りるという!w

冗談はさておき。

ここから言えることは

「結婚したら毎日13700円分以上の幸せを感じよう!!」

ということのみです。

もし既婚者のあなたが毎日13700円以下しか家族の幸せを感じられなければ、その結婚は失敗です・・・。離婚して損切りするか、家族をもっと大切にして巻き返していきましょう。

そして、自信を持って本心から「毎日1万5000円分くらい幸せです!」と言える人。これは1億2515万円を、家族というたった1つの銘柄を信じて集中積立投資をし、見事リターンを得た一流の投資家と言えそうです。

しかーし。

自らの結婚生活を内省する際に気を付けるべき事。それは「サンクコストバイアス」という心理です。サンクコストと言うのは埋没費用という意味で、既に回収不可能になった投資金額の事です。

これまで鬼嫁に多額の投資をしてしまった・・でも今更損きりするのはキツすぎる・・・そう、そうだよ!これだけ投資したんだから俺は幸せなはずだ!たとえ鬼でも投資だったらリターンがあるはず!ほら!よく見たら寝顔はかわい…ウーン かわい…く…な… ウーーン… かわいい…です! ウーン…

人間はこんな感じに思い込もうとするものですが、これはダメですよ。鬼嫁は鬼嫁。正直に正確にコスト評価してください。本心から客観的に自分に問うて考え、今後の投資指針を判断すべきです。

以上が「結婚をコスパで考える」という意味であります。結婚をした人、これから結婚を考えている人。とにかく熟考し、どうせカネ突っ込むなら死ぬ気で幸せになりましょう

終わりに

何の気なしに記事のネタとして試算したのですが、1億2000万円の集中投資ってめちゃくちゃ怖いですよね。昔はほぼ全員が結婚していたし、きっと頭で考えるより先に結婚式を挙げていたんだと思います。しかし数値で考えてしまったら躊躇わずを得ません。

最近は若い人も物事を良く考えるようになり、結婚を含めて人生をいわゆるコスパで捉える人も多いのでしょう。これが少子化の一因になっているという人もいます。

サラリーマン投資家の僕はもう若くありませんが、投資癖がついているのか色々なことが頭をよぎります。「結婚」とは万人にとって適切な投資対象なのか?ノリと勢いで結婚しては損するのではないか?投資とリターンは満足のいくものか?ROAはいくらか?など。もはや病気です。情熱に任せて後先考えず突っ込んでいくということができません。何事も計算高く振舞うのはあまりよくないことだと思います。

しかし一方で、そういったことを全く考えずに

  • 「幸せはお金で買えない」
  • 「結婚や子供というものを金に換算して考えるなんて頭おかしい」
  • 「俺は幸せだほっとけ(←幸せの量は考慮してない)」

みたいな論調もどうかと思います。コスパ否定派も、きっと幸せの総量を無意識に価値換算しているはずです。常に最有利を選択しようとするのが人間であり、生物なのですから。すなわち、深堀りすることを放棄しているだけで、コスパ否定派とて絶対に心の中での判断基準はコスパなのです。「結婚はコスパだよ派」と「結婚はコスパじゃないよ派」の争いなど不毛で、本当は全員コスパ派なのです。

結婚は一生で一番高い買い物です。一軒家が2つも3つも買えちゃう金額なわけで、だからこそ物凄く熟考しなければならない。自分の幸せファーストで行動する「結婚コスパ」は考える価値のある話だと思います。若者は間違っていませんね。

なお、、、熟考すべきなのは結婚後に家族を養う必要がある立場の人間です。金持ちと結婚して成り上がろうという女性(及び少数の男性)は何も考える必要はありません。これ以上ないほどの良ビジネスなので全ツッパ!見た目修正、レバレッジモリモリ!で結婚に向かうべきです。

戯言:結婚も分散投資できたらいいのに・・

しかし、なぜ結婚には「集中投資」「ゼロ投資」の2択しかないんでしょうね?しかも損切り時には莫大な違約金と精神負担がかかるという・・・こんなの割が合わないと考える若者が多いのもうなずけます。トレードで金銭感覚がおかしくなった私ですら1.2億はビビります。

ならば!と金融的視点から解決を考えてみました!

  • 複数の嫁または夫と少しずつ結婚しリスク分散するファンド婚
  • 配偶者持ち分をストレスなくトレードできる婚姻市場
  • 配偶者の経年変化率を割り引いてマッチングするゼロクーポン婚約
  • 結婚で不幸になったら保険金が下りる「鬼嫁あんしん保険 50年タイプ」

こういうものを誰か作れないでしょうかね? これならきっとクレバーな若者も結婚してくれるかも。

以上、独身をこじらせた45歳男子の戯言でした。

おわり。

7 件のコメント

  • Twitterからきました!主様はとてもロジカルでクレバー、かつ自分と違う境遇の方のことも思いやれて素敵な方だと思います!!

    結婚をコスパで語り、コスパが悪いからやめよう、ではなく、1日に13700円以上の幸せを損益分岐点に設定するなんて、とっても素敵です!私は結婚していますが、夫婦関係で思い悩んだ日は13700円の幸せを感じて元をとることを肝に銘じます。
    元気出ました!これからも応援しています!!!

  • ヤフーで見て来ました。ブログ面白いです!
    同じくあまり使うところもなく節約して40手前で3000万くらい貯めました。一人だと人生長すぎるなと思って婚活して同じくコツコツ2000万貯めた男性と結婚しました。
    結婚後もカツカツ生活でダブルインカムなのでガツガツ貯まります。
    幸い子供にも恵まれましたが、子供はお金には換算できません。100億もらっても手放そうと思いません。
    結婚は相手次第、婚活もリーズナブルなネット婚活が今はあるので便利です

    • >40までFIRE狙ってた女
      ブログをおほめいただきありがとうございます!
      素晴らしい結婚をされましたね…おめでとうございました!
      お子さんにも恵まれたから、リターンは∞ですね^^
      私は45歳、結婚は望むべくもなく・・・ですが気楽にやっております
      過去ログにも面白い記事、面白くない記事、色々あるのでまた暇な時にでも読んでください
      今後ともよろしくお願いいたします!

  • 古い記事に突然コメント失礼致します。自己満足のために書くので読まれなくても結構ですしお返事も不要です。(本当に失礼します)

    昔の全農民時代の日本(及び他国)では子どもが仕事を手伝うため子どもはコストのみの存在では無かったはずです。
    しかし今の全労働階級時代かつ学歴社会ではコストかかりすぎてますね。子どもと専業主婦は趣味だか嗜好品だかになっている気がします。
    趣味に1億が安いか高いかはデータを持ち合わせてないのでわかりませんが。

    ただし夫婦共働きでは収入に対して出費の割合も減ります(家賃など)から、自身の生活費以上稼ぐ奥さんはコスパがいいですよね。
    高学歴社会化、女性の社会進出はどちらも婚期を遅らせるので少子化を進めてますし、国の損失だと思っています。

    どうでも良いですが私は絶対働きたくなく(と言っても資格を取り10年弱働いた後)結婚して専業主婦及び母をしていますが、働き続けて一人で生きていた方がコスパは良かったかもしれないとも思います。

    • >匿名様
      コメントをありがとうございます!
      そうですね~
      この試算は確か専業主婦家庭を想定したものでしたね
      まあいずれにせよ、投下した資金はしっかり幸せで回収できるよう、家族仲良く暮らして欲しいものです。
      またよろしくお願いします!!

  • ここにもコメント期待してきたのに。みんな書いてない、、。
    ワイも結婚に13700円/日以上の幸せは考えられん。
    実家から出てないアダルトチルドレン42歳だが、実家には毎月85000円入れている。実家の家族には毎日13700円以上の幸せを感じとる。出張でほとんどおらんけど。

    • >かぎゅうさん
      ずっとブログをちぇっくしていなかったので、コメント5つもいただいて4カ月も気が付きませんでした…大変申し訳ありません。
      この13700円、非常に微妙なラインなんですね。必死にバイトすればだれでも捻出できる。
      でも毎日となると痛いなあ・・・ビジホ泊まってダラダラとしてても余る額だよなあ・・・ラクする道もあるよなあ・・・みたいな感じですね。
      神の見えざる手が算出した金額と言えるのかもしれません。
      まあ、独身同士、13700円の有効な使い道を探していきましょう!

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