前回集計↓↓から約2か月。
相変わらず浪費を控えていたのとFXスワップ乞食が好調なこともあって、資産6600万円が見えてきました(現時点ではまだ未達)。
ここにきて心境の変化があったので記録したいと思います。
「1億円」という数字に意味はないと思ってた
世間には
・株で1億円を稼ぐ!
・老後に必要なのは1億円!
のような「1億円」釣り文句があふれています。しかしかねてからこの「1億円」という数字には意味がないと思っていました。
ひねくれたことを言うと、10進数でキリの良い数字が1億円でも、2進数なら134217728円が最もキリが良いわけで(←ひねくれすぎ)。ケタ変わりの1億円に拘らず、目標値や必要額は将来を予測して逆算で定めるべきであると。
だから僕は9500万円を目標値にしていました。
しかしふと思い返すと、僕は5000万円達成の時に物凄く喜びを感じたし、資産が6600万円近くなってきて「もう少し頑張ると6667万円。億り人の丁度三分の二!!」と結構達成感が出てしまいました。
(↓5000万円達成時のお話↓)
やはり指が10本、10進法で生きている人類の1人として、キリの良い「1億円」ってのは何を象徴する数値である気がするのです。
人は数値の最大桁で判断する
人間の頭はそれほど賢くなく、アナログな感じで数値のイメージを最大桁で判断していると思うのですね。例えばスーパーで値付けするときに298円とか1980円にしているのはその心理を突いたものなのだと思います。
別の実例で言えば、僕は昔TOEICという英語の試験の点数が890点だったのですね。
これは帰国子女でもなければ留学経験もない普通の日本人なら血のにじむような努力を重ねなければ取れない点数。僕もひそかに誇りに思っていました。
しかし
海外案件ができてね。辞めるマンさん、TOEIC何点ですか
890点ですけど(フフン
おおー!800点台なら十分だよ!
という反応が多いです。
おいおい、違うんだよと。「台」ってひとくくりにするなと。
TOEIC800と900では天と地ほど必要な努力が異なるのですが、結局は最大桁でカテゴライズされるという。
自分自身への自己評価を高めたくなった
とは言っても僕もアナログ的判断をする人間の1人なわけで、自分自身を評価するときにも数値のアンカリングがなされるわけです。その時、中途半端に及ばない数値だと僅かに自己評価が低くなってしまうかも。
- 「9500万円ホルダー」と「1億円ホルダー」
- 「TOEIC890点」と「TOEIC900点」
両方とも実態は殆ど変わりません。
しかし頭の中では無意識に「9000万円台」「800点台」と切り下げて自己評価してしまう気がします。
アーリーリタイアの大目的は“ストレスからの解放”であり、予め僅かなストレスの原因も排除したいところです。長いリタイア生活の中で僅かなコンプレックスとして心に小さなトゲが刺さったままになる気がするのです。ああ、僕は一度も億り人にはなれなかったのだ、と。
そういうわけでまずは英語の鍛錬を再開して、900点台になれました(連続5回も受けた!)TOEICの方はこれでもう大丈夫。満点(990点)は絶対無理ですのでここが限界です。私は900点台です!頑張った。
残るは肝心の資産形成です。
これまで9500万円を目標にしていましたが、同じ理屈でこうなったら
目標を1億円に上方修正
です!億ろうではないか!
社会との戦いから自分との戦いへ
これまでの目標値9500万円はただ生き残るために必要なお金でした。何度も何度も計算し、まさにこのラインがブラック企業から絶対的に安全に離脱できる額だと考えています。これ自体に変化はない。
ゆえに最後の500万円は自分自身への見栄のためのお金。これは余分なお金だから、おそらく使い切ることはありません・・・。人生の贅肉のようなお金ですね。
でもこれが500万円以上の幸せをもたらしてくれるんじゃないか。年を取っても「今は金は減ったが、ワシはかつて億り人だったのじゃ…」と堂々と言えるではないか。と思うわけです
怪しい商材販売のための「1億円を稼いだ!」という宣伝文句を書く時なら、9500万円を盛って1億円と言っても問題ないでしょう。四捨五入で達成しているのですから完全なウソでもない。
でも真実を知っている自分自身へは嘘をつくことができません。四捨五入すると心はその分だけ満足感は削られ、ストレスになるはずです。胸を張って「富裕層、1億円を達成した」と感じてみたいものです。
そういうわけで今日から絶対1億円貯めるマンに変わりました。
まあその分目標は遠のいて、ブラック企業勤務期間も伸びるけど・・
残り3500万円貯めてすっきりとリタイアしたい!
そんな決意の記事。頑張るズラ。
はじめまして、さとうと申します。
どんどん資産を増やしてますね。
私は独身で今年44歳になりますが、貯金5000万円を超えました。お金の話をできる相手が誰もおらず、ブログを拝読して勝手にコメントさせていただきました。すみません。
サラリーマンは7年前に辞めましたが、不動産の賃貸収入が100万円(返済30万円)/月、趣味みたいなアルバイト収入15万円/月の収入があります。住まいも所有アパートの一室を使用しており家賃もかかりません。
不動産の純資産部分(土地の固定資産税評価額−借入)を合わせれば、資産額として7000万円くらいにはなります。
節約癖が染み付いていましたが、昨年からANAのダイヤモンド会員になって旅行を楽しんだりと、趣味にもお金を使うようになりました。
感染症による自粛ムードですが、県内の温泉宿を応援したくもあり、週一で温泉巡りをしています。
やりたいことしかやらなくて良い現在の生活は最高です笑
貯金は増やしていく予定ですが、それ一辺倒ではなく、もう少し遊びに使うお金も増やそうかと思っています。
ユーチューブなどでもお金を語る人は多いですが、「お金持ち」の定義が間違っている人がほとんどのように思います。多くは年収1000万円以上をお金持ちと称していますが、そんなにハードルは低くないと突っ込みたくなります。あくまで金融資産1億円以上をお金持ちと言うのだと思います。稼ぐ力と増やす力は全く別物です。
まあ、あまり焦らず、そこまで辿り着けたらいいと思っています。
それにしても、貯金の増加に比例して大きくなる安心感は何にも替えがたいものがあります。「お金を使わないで何が楽しいの」という人もいますが、これ程楽しいものはありません笑
これからも我が道を行こうと思います。
長文失礼しました。