新卒で入社したのは恐怖のブラック企業だった 2




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前回記事↓↓ の続きです。

新卒で入社したのは恐怖のブラック企業だった 1

残業代は出ていたの?

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こうなると読者さんは「残業代出てたの?」という疑問を持つと思います。

結論から言うと少しは出ていました。ただし月に一律3万円まで
100時間残業しようが200時間残業しようが、3万円以上給料が増えることはありません。

実際の月間残業時間は平均150時間ほどなので、130時間分くらいはサービス残業となります。

残業している時に「俺の時給って200円くらいなんだな」とか考えてしまって、涙が出てくることもありました。

・・というか、残業代の支給があるならそもそもブラック企業じゃないですよね?それはただの忙しいホワイト企業だと思います。

みんな洗脳されている

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残業代が出ていない事からもわかるように、職場の皆も金欲しさに残業しているわけではないのです。

その代わり、「サービス残業をたくさんして会社に貢献せよ」とな洗脳されていました。

僕を含む洗脳の効かなかった一部の人も、抜け駆けして早帰りした後のパワハラが怖いので残業していたわけです。

せめて残業代がもう少し出ていたら精神的に楽だったのでしょうが、不平不満を口に出す社員は一人もいません。もう昭和の時代から何十年もこういう状態だったようですし。
低収入の定額働かせ放題、奴隷社員。生きていることがつらかったです。

そして病んでいった…

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20代、30代、40代、50代、どの社員もこんな状態だったので「僕は一生この状態なのか」と絶望し、精神は徐々に病んでいきました。

ひたすら毎日15時間も働かされ、夕食の時間も与えられなかったので体も徐々におかしくなっていきました。1日1食以下しか食べてなかったと思います。おかしくなるのは当たり前です。

病院には行きませんでしたが(というか行く時間が貰えない)、症状からしてうつ病の発症だったと思います。

でも、他の社員がうつ病の病休から復帰した時にひたすらイジメられたのを見ていたので、とにかく頑張って休まないように行っていました。

うつ病からの復帰者に「長期休暇楽しかった?」「うつ病のフリだったんだろ?」「人に仕事押し付けていい身分ですね」みたいなことを言って、さらに追いつめるわけです。

今の時代では考えられないことですよね。普通に事件になるんじゃないでしょうか。

流石のわが社もこの点はさすがに15年経って少しだけ改善されました。というか本当に何人か死んでしまったので・・・

その時に心の支えとなったのが早期退職後の夢を想像することでしたね。つらい精神をそちらに逃避させることで耐えきりました。

それでも転職は不可能

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「転職すればいいじゃないか」と思う読者も多いと思います。しかし当時は就職氷河期の真っただ中。今の世代には想像もつかないと思いますが、正社員の募集自体がほとんどありませんでした。

新卒ですらわずかな正社員募集を奪い合っていたこの時代。同世代には大学を卒業しても非正規やアルバイトで働きだした人も多く、 転職はとても難しい状況でした。

そもそも1日15時間も労働していて転職活動を行う時間があるはずもなく、後先考えずに辞めてもその先には別の地獄が待っているだけだったので、諦めて働き続けました。

恐怖の草野球クラブ

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おまけですが、この事務所には謎の草野球クラブがありました。結構ガチなやつです。

「なんだ、平和に野球をして楽しんでいたんじゃん?」と思った方、とにかく最後まで読んでください。

野球がしたい・したくないに関わらず、若手は強制加入(部費も取られますよ)

「疲れてるから野球やりたくない」「そもそも野球に興味がない」などと言おうものなら仕事やパワハラで仕返しされるのは明白なので、みんな渋々入っていました。ウキウキして野球しているのは権力のある一部の野球好き社員だけ。

野球の下手な奴=仕事ができない奴

みたいな雰囲気もありましたね。

春~夏の終わりまで、草野球クラブの活動頻度は平日に週2回でした。17時なるとグラウンドに駆り出され、かなりガチな感じで練習させられました。

元高校球児かなんか知りませんが、野球大好き上司たちの「声だせおらーーー!カキーン!」みたいなのに延々と付き合わなければなりません。

ちなみに僕には野球経験はなく、滅茶苦茶下手なんです。仕事でもないのにミスしたら毎回滅茶苦茶怒られて憂鬱でした。

まあここまでなら「野球好きの、ある意味平和な職場」で済むのですが・・、

問題は19:30頃に野球練習が終わってから。

野球終わり。さあ、残業の時間だ

なんとそこから全員会社に戻ってみんなで23時までサービス残業!

「野球で消耗するんだったら仕事してその分早く帰ろうよ」なんて口が裂けても言えません。もう誰が得するんだと…

土日に草野球試合がある週はさらに最悪でした。朝から晩まで炎天下で野球をさせられ休日は潰れ、月曜からまた長時間労働サイクルが始まります。

なんの合理性もない、昭和を引きずった風潮。

不景気で誰も会社から逃げられないのをいいことに、思い通りにならない社員はパワハラで脅せばよいという風潮。

最悪でした。

野球の練習グラウンドから社屋に戻るときには、帰宅中のサラリーマンやOLとすれ違いました。シャバの自由な生活に嫉妬で狂いそうになり毎回涙が出ていたのを覚えています。

おかげで今でも野球中継を見ると当時がフラッシュバックして気持ち悪くなるので、すぐにチャンネルを変えてしまいます。就職するまではよく見て応援してたんですけどね。

ブラック企業は今すぐ会社清算せよ

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僕は言いたいです。

サービス早出、サービス残業。やりたい人は勝手にやればいいです。

野球が好きならそういう人を集めて余暇のスポーツ活動としてやればいい。でも僕はやりたくなかったし、普通に帰りたい。

相当異常なレベルの早出とサビ残の繰り返しで心身ともに疲れ果てていました。パワハラやイジメをちらつかせて自分勝手に他人を強制的に巻き込むなんて異常です。

ブラック職場はこの世に存在してはならないと思います。

ひたすら社員から搾取しているから倒産はないかもしれません。

ならば、世の中の為を思って自主的に会社解散してください。

全てのブラック企業御中

何卒よろしくお願い申し上げます。さっさと倒産してください。

他にも思い出したらまた書きます。

別の話も書いているのでまた見てください↓

ブラック企業列伝:異動した部署はスーパー残業ブラックだった その1

1 個のコメント

  • うーん、私も結構ひどい環境に居ましたがここまでではなかったですね。そもそも高卒の中途採用たくさんの低賃金会社でしたので。自営業を経て途中40代で転職した会社がこんな感じで失敗したと思いましたが家庭や生活があったので8年ほどは頑張りましたが月間400時間ほど残業代無しで働きましたが病みましたね。その後派遣とかで最後60歳で辞めるときはお客さんがアマゾンギフトやネーム入りペン作ってくれたりびっくりするほどホワイトでした。

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